これは2019年1月の出来事。実は1月に福建省の福州とアモイを経由して日本に一時帰国をしていますが、以前も同地域の記事を書いているので省略します。是非過去ブログをご覧ください。
ベトナム北部にある中国との国境付近の町・ランソンへ。
今回も広東省から長距離バスで国境まで行き歩いてベトナム入国です。
既に何回もベトナム-中国は陸路で行き来しているので行き方などは以下の過去ブログを是非ご参照ください。ランソンへ行くのは今回が初めてです。
中国側のチワン族自治区東興からベトナムのモンカイへ渡りバスで3時間近くかけてモンカイまで
行きました。171キロを3時間なのでやはり高速道路網があまり整備されてないのか・・・

至って普通の小さな町と言ったところですね。実写版アリアハンと言った規模ですな。
春節前なので町は少し賑やかになってきています。そして中心部のホテルは通常の2倍。うーむ。
ベトナムも社会主義の国。プロパガンダは未だに町中に存在していますね(写真右)

夕食は適当なローカル食堂で適当にオーダー。メニューが無い店だったので5分ほど店員さんと話しました(相手ベトナム語、オレ日本語)これでもオーダーができてしまうのが不思議ですね(笑)

心が通じ合えば言語が通じる必要が無いってか?出てきたのは草魚の頭を香草などを入れて煮込んだもの。淡水魚はあまり好きではないですが味わい深い煮込みで美味しい。
食後のシメでフランスパンサンドイッチ屋台でバインミーを食す。最高だよな!

ホテルも適当に町のはずれにあるボロい所に宿泊。700円程度だったので。
僕はこの辺は結構テキトー。
町は中国にかなり近いせいか中国南部の雰囲気にかなり似ていると思います。
ベトナムも昔は漢字を使っていた国ですがこの町では漢字表記の古いものが多く残ってました。

明るい時間に町を探索してみると何だかんだ色々あります。この辺の市場の雰囲気は東南アジアというよりも中国南部のイメージに近いかもしれません。まぁ距離も近いからね。
ただ町で聞こえてくる言語はベトナム語なので新鮮な感覚はあります。

住宅街を進んでいくと鍾乳洞があるとのことで向かっていきます。観光客は誰一人おらずひたすら不気味な空気が漂っているのと蝙蝠があまりにも多く変な病気にならないか一抹の不安が。

さて、色々用事があるのでベトナム遊びもこの辺で引き揚げます。

ベトナム入国時とは違う国境から中国に入ります。国境までは12キロほどなのでバイクタクシーで行っちゃいました。やっぱりバイクが一番っす!
ベトナム側の国境碑とイミグレです。ここを通過すれば中国の友誼関という観光地にもなっている国境です。

中国側のイミグレ横が旧イミグレになっていてフランス領事館の跡地や砲台跡地や歴史資料館にもなっているので一見の価値アリ!

資料の展示数も多くチワン族自治区西部の歴史を知ることができます。国境沿いの町は色んな民族や国が出入りするので歴史も中々複雑。もち日本にも関係した歴史資料も。

広州までは700キロちょっと。新幹線で帰還しました!
今回のお話はここまで。
次回は広東東部~福建省への旅です!ではでは!